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リフォーム・リノベーション&インテリアデザイン専門会社の美空間デザイン㈱のインフォメーションブログです。

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日本の音風景

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日本の音風景、水琴窟(すいきんくつ)をご存知でしょうか。

水琴窟とは、江戸時代から伝わる日本庭園の縁先の手水鉢や、茶庭の蹲(つくばい)の地中にしかけられたことからこの名が付いたといわれています。
お茶会などでお客様への粋なおもてなしになるなど、大変高価で風流なものでした。

水琴窟の構造は、庭に小さな穴を開けた瓶(かめ)を逆さにした状態で地中に埋め込み、底は粘土などで固められ水が溜まるようになっています。 
地上に手水鉢を置き、そこから水を流すと石を敷き詰めた道なりに穴から地下へ水滴となって落ちます。(下図)
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その時に瓶底の水面に滴り落ちる音が瓶の内部で反響すると、柔らかな金属質にも似た澄んだ琴のような音色が聞こえます。
 
瓶の形状や水の加減、環境などにより、多様な音色に変化するため、各地の水琴窟が全く同じ音になることは無いと言われています。

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水琴窟の水滴共鳴音には、自然音にある安らぎを与える要素が凝縮されています。
音空間デザインを手がけられている会社ティーズ・コーポレーションでは、その効果を室内で再現するために研究を重ねられ、10年にも及ぶ施工経験と技術を集約させてシステム化することに成功されています。
http://www.suikinkutsu.net/

循環モーターを使用することで、今まで日本庭園でしか味わうことが出来なかった音を室内でも楽しめるようになりました。

このシステムを利用した家具型水琴窟「空 -サローネ-」が、世界最大級の家具展示会であるミラノサローネ2005に出展され、世界中から脚光を浴びました。(写真)

又、JR京都駅ビル、JR名古屋駅ビル内にも設置されたこのシステムは、医療機関、教育機関からも注目され、今後様々なシーンでの利用が期待されています。

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