2006-11-21 (Tue)




伝統的、格式の高さが特徴で、本物の質の良さを生かした重厚感あるイメージ、がクラシックスタイルでしょうか。
深みのある色調でまとめられた空間、装飾的なインテリア仕上げになっているのも特徴です。
あまりソフトな色づかいは用いず、ダークな色調で落ち着いたカラースキームにします。
家具は伝統的なデザインのもの、ダークな色の木部、ファブリックはビロード、モケット等、素材に厚みのあるもの。
照明器具等もやや装飾的なものを取り入れます。
バランスの取り方は、シントメリー(左右対称)にまとめると上手くいきます。
例えば、フォーカルポイントとなるサイドボードの上に、写真のようなブラケット照明(壁付タイプ)を左右に対に配するというバランスの取り方です。
シントメリーに配することで、格式高さを強調することができます。
トピアリー、キャンドルなど小物を飾る時もシンメトリーが基本になります。
(日本人は、床の間の飾りかたなどアシンメトリー、左右不対称のバランスの取り方を得意とします。)
またクラシックスタイルは、床の色調などが暗いトーンになりがちですので、ペルシャ絨毯など(暖色系がイメージに合います)を一部使用したりします。
重厚感がキーとなるイメージですので、素材は本物のものが適します。